TEL 048-664-7156 お問い合わせフォームへ
※ご相談、お見積は一切無料です。

◇ ア ス ベ ス ト  F A Q ◇

アスベス含有製品は通常状態なら危険性はないものの、破砕などによってアスベストが大気中に飛散する危険があります。現在の日本の建築物の寿命は平均30年程度、今後は高度成長期に立てられた多くの建築物が寿命を迎え、解体による建設廃棄物の増加に伴い、残りの吹き付けアスベストやスレート板などの石綿含有製品が廃棄物として大量発生することが懸念されます。環境省では、建設解体によるアスベストの排出量が2010年から2025年頃にピークを迎えると予測しています。


 Q1、アスベストって何ですか?
 A1、天然の鉱山から取れる繊維のことです。
アスベストは、天然の鉱山から取れる繊維のことで、長さは1mmから数センチ、太さは0.02ミクロン(1ミクロンは1mmの1000分の1)と、髪の毛の5000分の1の細さです。よってその繊維を肉眼で見ることはできません。日本の鉱山からアスベストはほとんど産出されません。日本で使われているアスベストのほとんどは、カナダや南アフリカからの輸入品です。

 Q2、アスベストを含む製品にはどのようなものがありますか?
 A2、アスベストは建築資材に多く使われています。
建築物では、5つの建築資材にアスベストが含有されています。日本ではアスベストの9割が建材に使われています。この他、自動車のクラッチやブレーキに摩擦材として使用されています。かつては、ヘアドライヤーやトースターなどの家電製品、ベビーパウダーに使用されていたこともあります。もちろん、現在製造されている製品にアスベストは使用されていません。ちなみに、5つの建材、クラッチやブレーキの摩擦材4品目、そして接着剤について、アスベストが1%超える重量で含まれる製品は、製造、輸入、譲渡、提供または使用が禁止となりました。
(2004年10月1日の労働安全衛生法改正)。

 Q3、こんなにさまざまな製品や用途でアスベストが使われるようになったのは理由があると
    思います。 なぜなのでしょうか?
 A3、製品の機能を高める原料として優れた性質を持っていたからです。
アスベストは燃えにくく、熱や薬品、摩擦に強く、絶縁性や耐久性などに富み、他の天然資源よりも、ずば抜けて高い性質を持っています。石油のようにひとつの素材でこれだけ多くの特徴を有する資源は他に存在しませんでした。また、軽量なアスベストを使った製品を作るときの加工性や扱いやすさなど、大量消費・大量生産の時代が求める資源の条件を備えていました、建築資材を中心に工業製品など幅広い用途で重宝され、20世紀初頭から全世界に広まったアスベストは、日本においても、高度経済成長を支えた天然資源のひとつだったのです。かつては、3000種類もの製品にアスベストが使われていました。かつてアスベストが「奇跡の鉱物」「魔法の鉱物」「天然の贈り物」と賞賛され、広く普及した背景には、こうした製品の機能性を高める原料としてのス触れた性質があったからなのです。

 Q4、どうして建物にアスベストが吹きつけられるようになったのですか?
    またアスベストの吹き付けは現在も行われているのでしょうか?
 A4、アスベストの性質と、その扱いやすさから吹きつけられるようになりました。
建築物に対するアスベストの役割は、耐火性や吸音、断熱効果を高める上で大変重要でした。さらにその扱いやすさから、作業効率を高めるためにアスベストを吹き付けるという発想が生まれ、その技術が1931年に英国で開発されました。セメントや石こうなどをつなぎとして使い、そこにアスベストを混ぜ、水分を加えながら鉄骨や壁面に吹き付けるという方法は1975年から禁止されています。

 Q5、アスベストは建物のどの部分に吹き付けられていたのですか?
    また、建物のアスベストは、どのくらい除去されたのですか?
 A5、まだ、相当数の建物にアスベストが残っていると考えられます。
吹き付けアスベストの技術に1955年頃に導入された日本では、1960年代、東京オリンピックの都市の前後から一般的な建物で用いられるようになりました。1967年頃から、超高層ビルや、鉄骨構造化のビルが進む中で、吹き付けアスベストは軽量耐火被覆材として、規制される1975年までの間に広く普及しました。主に鉄骨の柱やはりなどにアスベストは吹き付けられていたようです。1980年代に全国の学校施設での吹き付けアスベストが社会問題となりましたが、その除去作業が進んだ後は建築物に対するアスベストの関心は沈静してしまいました。現在、全国の官公庁施設の60%がアスベスト除去済みといわれますが、民間施設への対応はほとんど進んでいません。つまり、日本には未だ大量のアスベストがストックされているわけです。

 Q6、アスベストは人の体にどのような影響を与えるのですか?
 A6、アスベストは発がん性があります。
数ミクロン〜数十ミクロンの長さのアスベスト粉塵を吸引すると、針状のアスベストは肺に突き刺さり、結果として以下のような健康影響を与えることがあります。
アスベスト(石綿)肺 ※じん肺の一種 アスベスト(石綿)肺がん
悪性中皮種(胸膜、腹膜、心膜、精巣しょう膜) 良性石綿胸水(石綿胸膜炎)
びまん性胸膜肥厚 ※臓側腹膜の病変  

 Q7、アスベストを処理しなければいけない時は?
 A7、建築物の解体工事や改修工事など、アスベストが飛散する恐れのある時です。
中でも、部分的な改修工事には特に注意する必要があります。たとえば、内装に使われるプラスチックタイル(Pタイル)は破損しやすく、アスベストが含まれている場合の飛散性は高くなります。特にこれから、日本の建物の多くが寿命を迎え、解体や改修工事の増加と比例して、不特定多数の人々がアスベストに暴露しやすい機械が増えるでしょう。こうした一連の工事関係者にも、アスベストに対する適切な対処能力が求められます。

 Q8、アスベストの処理に係る費用はどれぐらいなのでしょうか?
 A8、1mあたりおよそ2万円〜とお考え下さい。
アスベスト処理の仕様は一般的に、分析、サンプリング、現場調査、見積、アスベスト、封じ込め工事、除去工事などの項目があります。あまり安価な見積には注意が必要です。
※オキナヤのアスベスト処理は、適正な工事内容に基づく価格です。

 Q9、アスベストの濃度について、安全な基準はあるのですか?
 A9、安全を確証する濃度基準はありません。
アスベストの濃度は一般的に繊維の本数で表しますが(例:本/cc、本/リットルなど)、
絶対に安全な濃度はありません。

 Q10、アスベストを適正処理できる業者を判断するにはどうしたらよいでしょうか?
 A10、安全性を担保する資格などがポイントになるでしょう。
まず、アスベストの除去に必要な資格を持っているかを確認しましょう。また、その業者が環境に配慮した経営体制を持っているかもポイントになると思います。
※施行協力:ヤシマ工業は2000年9月に総合改修工事業としては初めてのISO14001を認証取得しております。

 Q11、一般的にアスベストの除去工事は、どの程度の期間が必要でしょうか?
 A11、最低1ヵ月位が必要です。
分析:調査で約1週間、プランニングから実施〜お引越しまでを含めると、最低1ヵ月を要します。
(現場の面積や規模にもよります)

 Q12、新しくアスベストの解体に関する新たな規制が施行されたと聞いたのですが・・・
 A12、「石綿障害予防規則」です。
アスベストに関するこれまでの法令や規制は、含有製品の製造や使用の禁止、除去などアスベスト処理作業時の作業員の健康対策にかんするものだけでした。しかし、アスベスト使用の可能性のある既存建築物の老朽化が進み、今後増加する解体作業によって、アスベスト飛散による被害が拡大・顕著化することが予測され、より効率的かつ根本的なアスベスト対策が求められていました。そこで、2005年7月1日から施行された「石綿障害予防規則」は、建築物の使用時からアスベスト除去を行う解体工事までの範囲で、それぞれの利害関係者に対する措置を定めた内容になっています。元々、アスベストの解体作業による暴露防止対策については、労働安全衛生法に基づく「特定化学物質等障害予防規則」で定めていましたが、対策の徹底化を図るべく、新たに、規則を単独で取り扱い、内容の拡充も併せたのが、「石綿障害予防規則」です。

Copyright(C)2011  株式会社オキナヤ All rights reserved