設備診断
空 気 換 気 能 力 診 断
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◇ 空 気 換 気 能 力 診 断 ◇


■ 室内への外気異臭流入のメカニズム ■

◇ 構 造 要 因 ◇

【1】
換気扇吹出口及び給気チャンバーの距離が著しく近く、一旦吹出された排気が給気側に戻されるサーキュレーション現象が発生し易い状態である。
【2】
建物内側にバルコニーがあること、超高層である為、常に強風に晒されることからバルコニー内に発生した異臭が建物外に逃げにくいものと考えられる。
【3】
隣家一体構成となっている給気チャンバーが外気に混合された異臭(タバコ臭や隣家調理臭等)を取り込んでしまうと外に逃げることができなくなり、ほぼすべての異臭が室内に給気されてしまう。

◇ 気 圧 要 因 ◇

【1】
構造的要因1.2.により給気チャンバーに外気異臭が取込まれた状態である時換気扇を起動させると室内気圧が低下することにより、チャンバー内給気取入口より異臭を含む外気が取込まれる。この際、各室の給気口の開閉調整をしている場合、最も開いている給気口部周囲に異臭が吹き出され限定された室に異臭がするように感じる。
【2】
すべての給気口を閉鎖していて給気量が不足している場合、著しい室内気圧低下が発生し排水効率の低下や排水管からの異臭を室内へ引き込んでしまうことが考えられる。
したがって、給気が効率良く行われている場合は、外気異臭が専有部内に取込まれ易く、給気効率が悪い場合は気圧低下により排水不備や配管からの異臭が室内に吸い込まれる可能性が高くなることが推測される。

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■ 専有部から共用廊下への異臭流入のメカニズム概要 ■

専有部から共用廊下への異臭流入は、専有部から共用廊下側へ空気の流れが起きる
ことで発生するものと考えられるが、外気流の影響を受けない屋内であることを考慮すれば気圧の変動、この場合共用廊下の気圧が専有部内気圧を下回る現象が発生しない限り起きないものと考えられる。※気圧の上下では、気圧の高い方から低い方へ空気の流れが発生する
。

◇ 気 圧 変 動 要 因 ◇
【1】
1階から最上階へ達する非常階段2本の扉の内どこかが開閉された際、元々上階へ向けて発生している空気の流れが一瞬著しくなることで各フロアの空気が引き込まれ気圧が低下する。また、専有部サッシを開いた状態でも同様に階段側に空気が引き込まれることから、玄関扉を開いたとき専有部内異臭が廊下側に流入するものと推察される。
※異臭元は、専有部への異臭流入によるものと考えられ、
  当該問題の根源は外気異臭を取込み易い給気チャンバーにあると考えられる。

 
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